2013年2月13日水曜日

資産除去債務の仕訳(取得時)

とりあえず悩んでてもラチがあかんので、仕訳を解くことにしたで。

例えば、

例題:
当社は建物300,000円を手に入れ、代金を現金で支払った。この建物の耐用年数は5年で手放すときに除去すること法律で義務付けられている。また、除去にかかる金額は30,000円と見積もられており、割引率は3%である。(円未満は四捨五入)

まあ、ちょぅつたない内容やけども、とりあえず建物を建てて、後で壊さなにゃならんということやね。そいで壊すのに30,000円かかるということや。実際に壊さにゃならんのは5年後やけども、今のうちにそのお金を見積もっておくっちゅうわけや。

 で、まずは普通に建物を手に入れた仕訳が必要やね。

建物 300,000  / 現金 300,000

ちゅう仕訳や。これをベースに資産除去債務の仕訳をくっつけていくわけやね。

 そいで、除去には30,000円かかるわけやけど、これは3年後に払う30,000円やからな。割引現在価値とやらの考え方でいくと、3年後の30,000円の価値は今年の時点ではもっと安いそうや。
まあ、それはええねん。式に当てはめたら解けるんやからな。では、当てはめてみるぜ。

(現在価値=3年後の金÷(1+利率)^3年後

とりあえず当てはめてみたらこんなもんや。未来より3%目減りするっちゅうことやね。(適当な定義なんで信じんように)このままやと金額にならんので、ちゃんとした数字を当てはめてみるぜ。

現在価値=30,000÷(1+0.03)^3
                                           現在価値=30,000÷1.03×1.03×1.03
                                           現在価値=30,000÷1.092727
                                           現在価値=27454.25

 つまり3年後の30,000円の今の価値は27454.25円っちゅうことや。円未満は四捨五入せえとあるから、27454円やな。

 そいで、資産除去債務は取得原価に含めるらしいねん。つまり壊す義務も込みで買ったちゅうことやね。これをさっきの建物 / 現金 の仕訳と合体させると、

建物 327,454 / 現金         300,000
                           資産除去債務    27,454

 っちゅう仕訳になるわけやね。うーん仕訳はできるねんけどなあ。意味がわからんことを仕訳し辛いんやなあ。まあ、このまま行って受かれるなら問題ないんやけど。

 ほいなら、買ったときの仕訳はこんなもんやろ。次は決算時とホントに手放したときやな。

んじゃ、また明日 ノシ

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