2013年2月16日土曜日

資産除去債務(決算時の仕訳)

ほい、それでは決算時の仕訳やね。そもそも、未来の金が3%目減りするっちゅうことで30,000円が27454円になったんやから1年たったら、その分目減りが無くなって金額が増えるっちゅうことやね。

で、なんぼ足すかやけども、てっきり差額を耐用年数かなんかで割って、毎年足していくんかと思っとったけども、「最初に見積もった金額に割引率をかけた額」を増やしていくらしい。

今回で言えば、前の記事で見積もった額は27,454円割引率が3%じゃったけえ


27,454×3%=823.62

小数点以下を四捨五入すると824円やな。ちゃんと考えればなんでこういう仕組みなのかわかるんやろうけど、とりあえず仕訳や。

問題
当社はかねてより建物の資産除去債務27,454円を見積もっていた。これは前期に取得した建物300,000円に関わるものである。この建物は定額法(耐用年数30年、残存価額ゼロ、記帳方法は間接法)により減価償却している。なお、資産除去債務を計上するときの割引率は3%である。小数点未満の金額は四捨五入すること。


利息費用       824 /  資産除去債務        824
減価償却費 10,915 / 減価償却累計額 10,915

 まず、1年経ったぶん資産除去債務の金額を増やすっちゅうのはまあ、よしとする。で、相手勘定が利息費用なんやね。これについてはようわからんけど、ようするに時間分目減りしてたもんについては時間が経ったら利息費用で増やすっちゅうことかな?
 んで、後は普通の減価償却の仕訳やね。取得したとき資産除去債務も原価に含めとるから、327,454を30年で割るんやね。まあ、10,915.133333..... とかになるけど、まあ四捨五入やから10,915やね。

 ここまでをまとめると、
 1.手放すときに建物を怖さんといけんときは手に入れた時に壊す費用を見積もる
 2.費用の計算は「未来の金は現在安い」法則によって目減りする
 3.目減りした金を埋めるときは「利息費用」

こんなことやな。次はいよいよ本当に壊す時の仕訳やでぇ。ほなまたな〜 ノシ

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