2009年5月16日土曜日

最終兵器、その名はドムサイン粒子砲!!

ここに来る前、運所堅兼はトーチカに対し、「ドムサイン粒子砲」の開発を願い出ていた。ドムサイン粒子砲はムサイ族の人の中でも特にムサそうな人、
10人の血液を注射器で採取し、これを培養して大量に増やしたものを、
ドムサイン粒子砲に入れるというものである。
ドムサイン粒子砲にはムサイ粒子変換装置が組み込まれており、
この装置が、血液に含まれるドムサインをドムサイン粒子へと変えるのである。

血液の提供に対するウホー族長の条件は「童貞魔法をムサイ族にも教える事」だった。
ムサイ族の人間はその容姿が余りにもムサイ為、高齢童貞者が多かったのだ。
その為、童貞魔法を身につければ、近隣諸国を圧倒する力を得られる事が明らかだった。
トーチカはこれを快く受諾した。現状で先決なのは反乱軍を倒す事だったし、旧来の付き合いがあるムサイ族ならば、力を手に入れた所で、自分達と戦う事にはならないだろうと考えたからであった。

こうして、ムサイ族の中でも特にムサイ人10人(族長ウホー・ヤラライパはベスト10には入っていなかった)から血液を採取したトーチカ達はウンジョ京に戻りドムサイン粒子砲の研究へと取り掛かった。

ドムサイン血液は、培養中、オヤジの腐ったような臭気を発し、
研究者のうち何人かは嘔吐したが、とりあえず研究は滞りなく進み、
わずか10日のうちに、ついに萌エナミン砲に対抗する究極兵器、
ドムサイン粒子砲が完成した!!

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